みらいクリニックの小児の赤あざ治療|名古屋市昭和区の皮膚科・形成外科・美容皮膚科・内科

小児の赤あざ治療 AKAAZA HEMANGIOMA

小児の赤あざ

子どもの赤あざには

様々なタイプがあります

皮膚の血管が拡張したり、増えたりすることでできるあざです。生まれつき赤ちゃんや乳幼児にあるあざ、生後発症するあざがあり、成長とともに大きさが変わるもの、薄くなるものなどがあります。症状も、表面が平らなタイプと、隆起するタイプのものなど様々なタイプがあります。レーザーでの治療が可能なため、お子様の赤あざでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

こんな場合はご相談ください

  • 生まれつき赤あざがある
  • 生まれつき赤い膨らみがある
  • 頬や鼻に赤みがある
  • 顔の赤みを綺麗にしたい

乳幼児期に治療を行うことで
以下のメリットがあります

  1. 皮膚が薄いため、レーザーが効きやすい。そのため傷の治りが早く、色素沈着が少ない
  2. 治療面積の小ささ(成長に伴いあざの面積は増大)
  3. あざが残る可能性が減る
  4. お子様やご家族の負担が少ない
  5. 保険適用で治療が可能なため、費用負担が少ない(名古屋市内の場合は負担0円)

小児の赤あざの種類

生後現れる赤あざ

乳児血管腫(苺状血管腫)

皮膚下の毛細血管の異常発達によって、生後4週間以内に、顔や頭、肩、胸、手足、時には内臓などの様々な場所に湿疹のような状態で現れ、表面がイチゴ状になり急速に範囲が広がったり盛り上がりったりします。7歳くらいまでの間に少しずつ大きさが減り、赤みも少しずつ消えていきますが半数近くは色素沈着した瘢痕(はんこん)と呼ばれる跡が残ります。また、目や口、耳、喉などに乳児血管腫ができた場合は、視力や聴力に障害が出たり、開口障害、呼吸困難に陥ったりしますので、積極的な治療が必要です。

生まれつきの赤あざ

単純性血管腫

単純性血管腫は皮膚の表面から深いところにある細い血管が過剰に増えている状態にです。成長にあわせて面積が増えていくことはありますが、急に大きくなることはありません。大人になると色が紫っぽくなることや、軽く盛り上がってくることもあります。

サーモンパッチ

主におでこや眉間、上まぶたや唇の上あたりにできやすいあざです。新生児の約30%に見られます。圧迫すると一時的に色が消えたり、泣いて興奮したときに一時的に濃くなる特徴があります。1歳~1歳半までに自然に薄くなっていきますので外来で経過を見ていきます。

ウンナ母斑

うなじの上から後頭部にかけてできる赤あざの一種です。圧迫すると一時的に色が消える特徴があります。サーモンパッチと違い、消えないことが多いため、頭髪に隠れる部位はレーザー治療を行いませんが、頸部にあるものにはレーザー治療を行います。

ポートワイン母斑

子宮の中皮膚を形成する時に、真皮の毛細血管が異常な拡張・増殖をすることが原因で現れる、生まれた時からある平らな赤あざです。主にお腹や背中、首の後ろ、顔、足などにみられます。身体の成長とともにあざも大きくなります。また、皮膚が分厚くなることで色が濃くなったり、盛り上がってくる(腫瘤)場合もあります。子どものうちは皮膚が薄いのでレーザー照射が届きやすく治療に効果があります。

治療法

Vビームレーザーで治療を行います

Vビームレーザーは皮下の毛細血管を破壊するため、皮膚の赤みを減らす機械です。照射時軽いやけどの状態になりますが、同時にクーリングするスプレーが排出されるため、ダウンタイムはほぼありません。レーザー照射は基本的に3カ月に1回行いますが増大速度が速い場合は1~2カ月ごとのレーザー照射を行います。
乳児血管腫退縮後の赤みの残存に対しても効果があります。

費用

保険適用になります。
治療料金の目安は3割負担の方で約6,000円~36,000円です。
部位と面積により異なります。
小児の場合、名古屋市内の患者様は窓口負担はありません。

症例

case1

Before

After

治療詳細 単純性血管腫の治療です。治療回数は3回です。
治療期間 6ヶ月
費用 保険適用になるため、名古屋市内のお子様の場合、負担は0です。
リスク・副作用 照射後に紫斑が出現したり、稀にみずぶくれが出現することがありますが、数日以内で改善することがほとんどです。

case2

Before

After

治療詳細 苺状血管腫の治療です。治療回数は3回です。
治療期間 4ヶ月
費用 保険適用になるため、名古屋市内のお子様の場合、負担は0です。
リスク・副作用 照射後に紫斑が出現したり、稀にみずぶくれが出現することがありますが、数日以内で改善することがほとんどです。

よくあるご質問

Q

レーザー治療は何歳から可能ですか?

生まれてすぐから可能です。できるだけ早めに治療を開始した方が良い場合もあるので、新生時期でも構いません。
早めの受診をおすすめします。

Q

レーザー治療は痛いですか?

麻酔クリームや麻酔テープを塗布、貼付し冷たい空気を当てて皮膚を冷却しながらレーザー照射を行うので痛みはほとんどありません。

Q

時間はどのくらいかかりますか?

大きさにもよりますが、数分程度です。