当院のにきび治療について|みらいクリニック|昭和区の皮膚科・形成外科・美容皮膚科

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当院のにきび治療について

こんにちは。季節もそろそろ春が近づいてきており、暖かくなってきました。そして春になるとまたニキビも増えます。そんなにきびが増える季節に合わせて本日は当院で行っているにきび治療についてブログを書こうかと思います。
当院ではにきび治療を保険で行う治療と自費で行う治療両方を組み合わせながら行っています。
まずは医師による診察でどちらで治療するかを提案させて頂きます。もしくは両方同時に併用して治療するかを提案させていただく場合もあります。
保険診療で治療する場合は主にベピオゲル、エピデュオゲル、ダラシンTゲルなどの外用薬、ビタミン剤、抗生剤、漢方薬の内服を処方させていただきます。
ベピオゲルは過酸化ベンゾイルといった成分が配合されており、それの殺菌作用によってにきびの原因菌であるアクネ菌などを殺菌します。
エピデュオゲルは過酸化ベンゾイルとアダパレンという2つの有効成分が配合されており、アダパレンによる皮膚の角化を調節し毛穴のつまりを改善します。
ベピオゲル、エピデュオゲルは少し刺激の強いお薬ですが、正しい方法、用量で使っていただくとにきびにとても有効な外用薬です。個人的にもにきびができた時にエピデゥオゲルを使うとすぐに改善するためおすすめです。使い方についてはこちらで指導をさせていただきます。
ビタミン剤の内服は皮脂の分泌の抑制、漢方の内服や抗生剤の内服は炎症を抑える働きがあるためこれらのお薬も併用してにきびの治療をします。
まずは保険診療でこれらのにきび治療を3ヶ月~半年行った上で改善しない場合、もしくは最初からより良い効果を素早く出したい方にはにきびの自費診療を提案させていただきます。にきびの自費診療はいくつか種類があります。
毛細血管を破壊することで赤い炎症のあるにきびに効果的であるVBeamレーザー治療、毛根を破壊し脱毛効果や毛穴の引き締めを促すジェントルマックスプロレーザーを用いたレーザー治療、サリチル酸の角質軟化と溶解作用によって皮脂分泌過多、毛穴の黒ずみ、毛穴づまりを改善するサリチル酸ピーリングといった治療を行っております。どれも数回の施術をしていただくことで劇的な効果が見られています。
上記記載したこれらすべてのにきび治療において一番重要であることは継続していただくことです。ですが、自費診療は費用面で負担になることがあるため頻回に継続して行うことが困難な時もありますよね。そういう時に保険診療を組み合わせていただくと、頻回な自費診療をする必要は無いため負担が減り継続しやすいかと思います。
にきびの治療は沢山ありどれを選択したら良いか迷われる方も多いかと思いますが、迷った場合まずは受診していただくとその方に合った治療を提案することができるのでまずは受診することをお願い致します。