代表的な疾患|みらいクリニック|昭和区の皮膚科・形成外科・美容皮膚科

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代表的な疾患

毛細血管拡張症

毛細血管が拡張して、血管が浮き上がって顔の表面に赤みがでる症状です。まれに痛みやほてりなどの不快感を伴うことがありますが、外見の変化に気づいてご来院いただく方が多いです。
頬や鼻にはたくさんの毛細血管が通っているので、赤みが出やすく、冬の時期に悪化しやすいという特徴があります。毛細血管拡張症は加齢や日光の影響で時間の経過とともに徐々に目立つようになります。

単純性血管腫(赤あざ)

単純性血管腫は赤あざと呼ばれることもあり、生まれつき顔の表面に現れることが多い症状です。体に現れたあざは成長過程で消えることもありますが、自然には消えないといわれています。逆に成長過程で色が濃くなったり盛り上がったり、デコボコすることもあります。
単純性血管腫は生まれつき存在するため、生活習慣が原因で出現することはありません。
小児期に治療しなかった場合は大人になっても血管腫が残存していることが多いです。
このような場合はレーザー治療の対象になり、保険適用で治療が行うことができます。

酒さ

中年層の顔(特に頬や鼻)にできやすい慢性的な皮膚疾患です。肌への刺激やほてりなどが原因で起こりやすいと言われており、顔にぽつぽつ小さな吹き出物ができ、皮膚の下にある血管が見えることもあります。
原因ははっきりとはわかっていませんが、アルコールや紫外線、ダニなどの刺激を外部から受けることで、炎症を引き起こすと考えられています。